
見積もりの表示はドレス単体の価格だった
ウェディングドレスを選びに行ってみると、ドレス以外に必要なものが沢山あることに気が付いたのではないでしょうか?
ドレスの下着「ブライダルインナー」のほかにもアクセサリーやシューズ、グローブなど
ウェディングドレスの金額だけはわかっていたけれど、それ以外、見積もりを付随するアイテムがかなり多くドレスの見積もりをはるかにオーバーしているのが現実です。
人気のブライダルインナーの見つけ方
特にブライダルインナーは、下着にしては高い?って思いませんでしたか?
しかもちょっと苦しかった、きつかった、胸がつぶれた、ドレスが下がるなど金額が高い割にはストレスになりそうで心配になりますよね?
では、貴女に最適で納得できる今人気のブライダルインナーってどんなものなのでしょう?
これからお話しすることを参考にしながら探してみると、意外と安く貴女にあった人気のブライダルインナーが見つかると思います。
大きく分けると3つの選択肢がある
①ネット通販
②ブライダルインナー専門店
③ドレスショップ
この順番はブライダルインナーを購入するうえでおおむね安い順番です。
ネットで調べればわかりますが、楽天やアマゾンでかなり安いブライダルインナーが売られています。
「安い」だけで考えるなら
「安い」だけで探すなら圧倒的にネット通販がおすすめです。
ただ、ここには安いだけある「リスク」が存在します。
それはサイズが合わないことによる「交換・返品」の煩わしさです。
ブライダルインナーに限らず、ネット通販でサイズのあるもの特にアパレル、インナー系は店舗によって同じサイズでも差が出てしまうことがしばしばです。
私もMサイズを購入したときにA社はきつくB社は大きくという失敗を何度も繰り返しました。
特に下着のカップサイズはJIS規格で決められているものの、デザインや作り方によって同じサイズでも合う合わないが出てきてしまいます。
そしてもう一つのリスクは、貴女自身が採寸をいつやったかです。
ピュアネットにご来店される花嫁様の大半がいつ採寸したか覚えておらず、しかも申告いただいたサイズは9割が間違っています。
つまりネット通販は企業側も貴女自身もサイズが合わない確率が非常に高いのです。
逆にいうと、だから「安い」のかもしれません。
ネット通販で「売り上げNo1」と出ていても表には出てこない「交換・返品」のトラブルや煩わしさがあることを理解しておきましょう。
ネット通販は価格的には1万円以内で購入できます。
ただ、後述しますが、今の主流で人気のブライダルインナーを選ばないとなりません。
ブライダルインナーは見た目より機能性重視なのです。
ブライダルインナー専門店は採寸、試着がポイント
次にブライダルインナー専門店です。
価格はネット通販より高く、ドレスショップより安い丁度中間です。大体2~3万円が相場です。
ブライダルインナーの専門店はほとんどが工場からダイレクトに商品が入ってきますので価格はドレスショップより安いと思います。
ブライダルインナーの専門店は「採寸・試着」ができるという大きなメリットがあります。
ただ、実際に足を運ばないといけませんので、これがデメリットになります。
ピュアネットではドレスの専門知識を持ったスタッフが対応しますので、トータル的にドレスのシルエットがどうなるのか考えてご提案しています。
ドレスショップはおおむね高い
最後に、ドレスショップのブライダルインナーですが、価格が3万円以上5万円くらいが相場で、中には8万円くらいするところもあります。
金額が高くなるのは、複雑な流通経路でどうしても利益が上乗せされてしまうため、このような金額になってしまいます。
また、メインはドレスですので時間をかけず簡単に販売できるブライダルインナーということになります。
したがって置いてあるのは99%が既製品ですが、福島に3店舗ピュアネットのブライダルインナーを販売しているドレスショップがあります。
ここはドレスと一緒にオーダーメイドのブライダルインナーを取り扱っている、非常に珍しく、また相当ドレスとインナーの相性を考慮しているお店であることが言えます。
一般的なドレスショップでは「人気があって安い」ブライダルインナーは取り扱っているところは少ないと言えます。
また、このあと出てきますが、販売するとセパレートより一体型のスリーインワンの方が時間がかからないためスリーインワンをすすめるドレスショップがとても多いです。
ブライダルインナーの種類と人気の移り変わりとは
ところで前述したように、ドレスのデザインの多様化で、ブライダルインナーも多くのデザイン、種類があります。
大きく分けると、まずはセパレートタイプと一体型のスリーインワンタイプです。
これまでは一体型のスリーインワンが人気の主流でしたが、ドレスがデコルテから上を大胆に出すビスチェタイプに変わってからはセパレートタイプが人気になってきました。
なぜこのようなことが起きているかというと、それはストラップにあるのです。
一体型スリーインワンは、ストラップが無いとトップを高い位置でキープする力が弱くなり、ずれ落ちることがあります。
それを食い止めるために、きつめのものをつけざるを得ません。
これが、冒頭に書いた苦しい、きつい、胸がつぶれたなどストレスの対象になるのです。
一方、セパレートはウエストニッパーがブラジャーの位置を安定させ、高い位置でキープできるという特徴があります。
ストラップレスでもデコルテが綺麗に出ます。
こうしたことから近年、一体型スリーインワンからセパレートに人気が移ってきました。
既製品とオーダーメイドの違いとは
ところでもう一つ抑えておかなければいけないことがあります。
ここは貴女の選択方法にお任せしますが、既製品かオーダーメイドかです。
既製品は、ネットで購入することもできますが、どうしても体が下着に合わせていきますので、部分的にきつかったりゆるかったりが出てきてしまいます。
オーダーメイドは、店舗に足を運んで採寸、試着は必須条件です。
ただ既製品と違い下着が体に合わせていきますので、ストレスは全くかからず、しかも綺麗にドレスを着こなすことができます。
この違いを考えて選ぶ必要があるわけです。
ドレスを胸できるとは?
そして最後に、ドレスを綺麗に着こなす最大のポイントは「ドレスは胸できる」と言われるように、トップの高さなのです。
これはカップのつくりに左右され、一体型スリーインワンでもセパレートでも同じです。
実はカップを3枚の生地をつなぎ合わせて作るか上下2枚の生地で作るかで「ドレスを胸で着る」ことができるかどうかで大きな違いが出てしまうのです。
3枚をつなぎ合わせるものを「3枚ハギ」または「トリプルジョイント」2枚をつなぎ合わせるものを「2枚ハギ」と言います。
「ハギ=接ぎ」の意味です。
2枚ハギのブラカップはトップが安定せず全体的に外に流れてしまう傾向があります。
ただし工賃が安いので価格はそれだけ安くなるわけです。
一方3枚ハギのブラカップは、トップが高い位置で安定しますので非常に綺麗なドレスシルエットが出来上がります。
2枚ハギばかりを試着してしまうと、これでいいと思い込んでしまう人もいると思いますが、実際は3枚ハギのカップでドレスを着ると相当の差が出てしまいます。
ただし、3枚ハギは技術的には高いクオリティを要求されますので、工賃は2枚ハギよりは高くなります。
ここまで来ると「それでは何が人気で何が安いのか?」ということになります。
まとめ
ブライダルインナー人気があって安いものを揃えるには
- 採寸、試着(質感、風合いなどを確かめる)は必須
- 「安い」に関してはネット、専門店、ドレスショップの順
- ビスチェなどストラップレスのドレスにはセパレートタイプ
- カップは3枚で作られていること
*ただし専門店に関してはオーダーメイドか既製品かを考えることが重要です。